ロボティクスノーツを終えて
たまにはゲームの話。
(深刻なネタバレは書いてないつもりだが、気になる人はネタバレ注意)
科学ADVシリーズの新作、ロボティクスノーツを遊んだ。
プレイ時間は42時間。もちろん、箱版。実績もオールコンプ。
シュタインズゲートが大変楽しめたので、適度に期待していた。
1章だけ遊べる体験版を先に試していたので、どういうノリかはわかっていた。なので、これは面白いな、と思い、発売日を楽しみにしていた。
- 出版社/メーカー: 5pb.
- 発売日: 2012/06/28
- メディア: Video Game
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感想はというと、面白かった。
いい感じに喪失感を味わい、自分の原稿に気が回らないで、こんなのを書いてしまったりする。
ネタバレ必至のため、誰にも語れないのは悲しいところ。
そんなわけでロボノスレをのぞいたら、どうもネガティブな意見が多い。
とりわけ、主人公とヒロインが不評だ。
そして、ネットスラングをはなす腐女子キャラである神代フラウ、ばりばり理系な生意気メガネ男子である昴くんの人気があるようだ。
それはわかる。よくわかる。
でも、主人公はともかく、あのヒロインはかわいいぞ。
自分の夢に向かって、とにかく愚直に突き進むスタイルはすばらしい。
他人の気持ちに配慮しない(空気読めない)シーンがたくさん出てくるが、
それがむかつく人が多いのか、それこそ「エゴだよそれは」とガンダムセリフでかえたくなる気持ちもわからんでもいいが、だがそれがいい。
あれが、器用に立ち回るキャラだったら、それこそ、平凡で面白味がない。むかつくくらい愚直な方が自分は好きだ。
分析するわけでもないのだが、生の感情をむき出しにするのが嫌いな人って多いのかな? なんて思った。それって、泥臭い人間的感情よりも2次元キャラクターらしさを求めてるってことかなあと続いて、読者(ユーザー)に時代性を感じる・・・と年寄りじみたことを言ってみる。
自分はというと、あの3Dモデルもそうだが、アキちゃんかわいいよアキちゃん。で一貫した。満足のヒロインである。
シュタゲはぶっとんだキャラが多い反面、今回は普通の人間が多い。いそうな人間として書かれているんだろうなあ。唯一、フラウだけぶっとんでるが。だから、大徳オヤジとジジイはなんとかならんかったのか。
瀬の宮パパ(もう最高)や昴パパに比べると適当すぎる・・・。
君島レポート系が主人公であるカイが担当して、ロボット関係がアキが進めるから、主人公は全くやる気がないわけでもないし、情報量の割にうまく分担してストーリーが進んでいると思うんだが。
クライマックス近くは好きだな。
サブキャラそれぞれに活躍どころがあって、ストレートに決着つけてわかりやすい。
え~結局犬死にじゃん、とか、こご~りみなみの行方とか、モノポールの件とか後日談とかほしかったりもしたけれど、終わり方は綺麗。
あとサブキャラがたまらん。
イケメンではない男キャラが活躍多くていいな。ドクとかミッチー、昴パパがおいしすぎる。澤田きゅんは意外に人気あってわろた。いいとこどりwww
なにげに名塚(フラウ)と釘宮(ゲジ姉)の腐った会話は見所。
というわけで、深刻なネタバレをしないうちにを終わりにする。
シュタインズゲートと比べるとあれだが、これはこれで面白かったよ。
こういうキャラづくりって好みなんだけどなあ
みんな嫌いなの?
ただ、一つだけは文句いいたい。
「世界を救うのはーーオタクだ」というキャッチコピーは失敗だと思う。
せめてアキの熱血セリフから引用すればいいのに。
アニメ化マダー?